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スリラー映画『ボーダーライン』感想・ネタバレあり リアルに描かれ過ぎている

こんにちは、ころねです。

 

本記事に目を通していただきありがとうございます。

 

今回は、エミリー・ブラント主演の映画『ボーダーライン』の感想です。前半はネタバレなし、後半からネタバレありになっています。

 

基本情報

原題:Sicario

製作国:アメリ

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ

日本公開:2016年4月9日

 

ボーダーライン

個人的評価:4.5

『ボーダーライン』あらすじ

 
FBI捜査官のケイト・メイサ―は誘拐事件の容疑者宅に奇襲任務を実行していた。彼女のチームは容疑者の1人を射殺し制圧に成功したが、家から無数の誘拐被害者達の死体が発見された。捜査官が裏庭の物置小屋を調べていたところ、仕掛けられていた爆弾によって2人が犠牲となってしまった。
 
上司の推薦によってケイトは、国防総省のマット・グレイヴァ―のチームに加わることとなる。誘拐事件の黒幕を捕らえるためにケイトは極秘作戦に参加することを決意する。しかし、現場での仲間の行動に彼女は徐々に疑問を持つようになり、不信感を募らせていくのだった。

『ボーダーライン』感想(ネタバレなし)

 
 
 
 
メキシコ麻薬カルテルの戦争をリアルに描いたスリラー作品『ボーダーライン』。
 
本作品はメキシコでの現状をとてもリアルに描かれており、まるで実際に現実で起きていることかのように思うほど素晴らしい映画でした。
 
やはりリアルに描かれていることもあって、少々気持ち悪くなってしまう場面があったりします。そりゃそうですね、現実であることを描いているわけですから。ですが、そこが逆に癖になりハマる人はハマる作品です。
 
出演している俳優さん達の役柄のハマり具合だけでなく、言動や表情の表現力が素晴らしく、思わず世界観に引き込まれてしまうほどでした。特に、主演のエミリー・ブラントのちょっとした目の変化だけでも、その場面での感情が伝わってくるような演技力には驚きました。
 
 

ここからネタバレが含まれます

 
 
 
 

『ボーダーライン』あらすじ・感想(ネタバレあり)

 

エルパソに来たケイトは、マットと正体不明の男・アレハンドロ、デルタフォースと供に、メキシコのフアレスに向かいました。

 

その後、ディアスの弟・ギレルモを地元警察から引き取るマット達。

 

エルパソに戻ろうとする彼らは、高速道路で襲撃してきた手下たちをその場で射殺し、帰還しました。

 

民間人が大勢いるような場所で敵を射殺するマット達に対し、違法行為だ」とケイトは異議を唱えますが、マットはこれが現実だ」「君は学ぶためにここにいると言われたケイト。

 

ここの銃撃シーンはとてもリアリティがあってとても好きでした。

 

ギレルモを水攻めで拷問し、ディアスの居場所を吐かせることに成功するマット達。

 

いよいよ突入作戦となり、「自分たちも付いて来い、だが後ろにいろ」と言われ理由を聞いた際、CIAは単独での国内活動ができないと言われそこで初めてケイト達は、その為だけに呼ばれ、利用されていたことを知りました。

 

それに対し、怒りを覚えるケイト達。だが、その怒りを露わにせずにケイト達は真相を知るために付いていくことを決意。

 

他のチームメンバーには、安全装置を外さず、銃身を下に向けたままにしてろとまで言われる始末。

 

最初から戦力として数えられてすらないということですからね。さすがにケイト達に対する扱いが酷過ぎるとは思いましたね。

 

密輸トンネルに突入したマット達。

 

そんな中、アレハンドロはグループとは別行動をとり単身メキシコ側の出口に出て、麻薬の積み下ろしをしていたディアスの手先であるメキシコ警官のシルヴィオを発見しました。

 

構成員の1人を殺し、ディアスの手先であるメキシコ警官のシルヴィオを拘束したアレハンドロ。そのあとを追ってきたケイトは静止するよう言いますが、アレハンドロは防弾ベストを撃ち、その場を去りました。

 

そこでケイトは、アレハンドロの正体が妻と娘をメキシコ麻薬カルテルに殺されたメキシコ政府の元検事で、復讐のために今回コロンビア麻薬カルテルに雇われた傭兵として参加していることをマットに明かされました。すべてを公表すると言うケイトにそれは大きな過ちだと返すマット。

 

実際、こういうことは行われてそうだよなぁ。まぁ、そういった仕事したことないからわからないけど。

 

てか、あったとしても言えるわけないでしょ!

 

話し戻します。

 

 

ここのシーンは急にリアリティがなくなって、門番と護衛がアレハンドロ1人にあっさりとやられてしまった場面に、急に冷めてしまいましたね。せっかくここまでリアルティに溢れてたのに、1人に簡単にやられるとかなんでここでアクション映画あるあるを出しちゃうかなぁと思いました。これが4.5の一番の理由でもありますね。

 

ラストシーンで、アパートから外を眺めていたケイトの部屋にアレハンドロがやってきて、書類に今回の捜査はすべて合法的なものだったとサインをするよう拳銃を突きつけ、ケイトを脅しました。書類にサインをしたケイトに対し、アレハンドロは秩序が残っているような場所に引っ越すように助言しアパートを去りました。去ろうとするアレハンドロにケイトは即座に銃を組み直して彼に対して向けますが、撃つことができずに去っていくのを見るだけしかできないケイト。

 

シルヴィオの息子がサッカーの試合をしている最中に銃撃音が聞こえますが、すぐに試合が再開されるところで物語は終わりました。

 

最初はケイトも拒んでましたが、最終的に首に突きつけられてしまったのでさすがに命と変えるわけにはいかないので、サインせざるを得なかったですね。

 

結局、最後にアレハンドロを撃てなかったのも法秩序が大事だと言っているケイトでも、心の奥底では共感してしまう部分があったんだと思います。

 

ここでタイトルにもなっている境界線という意味合いに繋がっていて、善悪をはっきりと割り切ることは、とても難しいのがよくわかる場面でもありました。